経済指標とFX 雇用統計。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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経済指標とFX 雇用統計。
経済指標とFX 雇用統計。
2012年の米国雇用統計発表時一覧チャートはこちら。
米国雇用統計発表時為替チャート(ドル/ユーロ/円/ポンド/)はこちら。
重要経済指標発表時の為替チャートを記録してます。経済指標の部屋!ご参考までに。
ここ最近、未曾有の金融危機に見舞われている世界経済。FX取引においても、それまでの常識では通用しないような相場状況になっています。そんな中、円高ならば外貨投資!という証券会社の宣伝に踊らされ、新たにFX(外国為替証拠金取引)取引を行う方が急増しているそうでが、まったくの素人がそう簡単に勝てるほどFXは甘いものではないですよ!かく言う私もFX取引を始めた当初、1年間で1500万円ほどの巨額の負けを経験したことがあります。強制決済されたときは、目の前が真っ暗になったものです。
【2007年9月の米雇用統計発表時ドル/円 10分足チャート】
この年サブプライム問題にゆれる中、前日のECB理事会で金利据え置きが発表され、やや落ち着いた雰囲気で迎えた米雇用統計発表でしたが、前回8月に発表された7月雇用統計結果は9.2万人増、この日のコンセンサスは11万人増が予想されていました。が、結果は0.4万人減と予想と大きく乖離する結果にさらには03年8月からつづいていた雇用増が4年ぶりの前月比マイナス(後に大幅な下方修正が入りました。)となる衝撃は大きく、一気にリスクオフ、円キャリートレードの巻き戻しガ発生。ドル円は発表前の115.25円から10分後には114.29円へさらに下落は止まらず113.11円まで下落、3.14円もの円高を記録しました。NYダウも250ドルあまりの暴落。(涙。。)
FX(外国為替証拠金取引)は、円を売ってドルを買うなど、2国間通貨の売買を行う取引で、その国の経済状態や財政状況、政策金利になど様々な要因により為替は常に変動しております。
まずは何より取引を行う国の経済状況を確認すること。これが第一歩です。ただし、いうまでもなく、世界では米ドルが基軸通貨としての役割を担っておりFX取引においても殆どがドルがらみの売買となっており、米国が発表する物価や景気動向、経済・財政状況を数値化した経済指標は為替市場においてとても大きなファクターとなっています。
初心者には米ドル・円の取引をまずはお勧めします。これは米国の動きは情報として日本に入りやすいということ、さらに、米ドル以外の通貨、つまりユーロ、ポンド、豪ドルその他は、ボラリティが高い、つまり何らかの要因、刺激で大きく動きすぎ、ときには歯止めがかからなくなることがあるからです。様々な通貨ペアの中で米ドル・円は他の通過ペアと比べて比較的乱高下の動きが穏やかな傾向にあります。(といっても動く日は1日3円も5円も動きますけど、ポンド、ユーロの暴騰、暴落よりはまだましといえます。)
いずれにせよなんらかの刺激で相場は大きく動くときがあります。この相場を動かす刺激として、定期的に発表される経済指標を無視することはできません。では数多く発表される米国の経済指標の中でも特に重要でインパクトが大きい経済指標をご紹介します。
経済指標の中でも最重要指標とされるのが、第1週の金曜日に発表される【米雇用統計】です。
米労働省労働統計局による1か月ごとの各セクターの雇用者数の増減や失業率の指標で、中でも最も注目されるのが非農業部門雇用者数と失業率の数値です。米国では個人消費がGDPの6割にも上るため雇用情勢が個人消費、経済に与える影響はとても大きく経済・金融政策の転換の見極めにもなります。また為替市場では事前の予想からある程度、相場が織り込んでいる場合が多いのですが、雇用統計ではこの予想との差が比較的大きく現れる場合がありそのインパクトも経済指標の中ではナンバーワンとなります。
【2010年5月の米雇用統計発表時ドル/円 10分足チャート】
この日の前日、NY株式市場で誤発注による1000ドルあまりの暴落。翌日のこの日も日経平均は400円あまりの暴落、世界中の市場は混乱する中、雇用時計がが発表され前回発表分は+23.0万人、コンセンサスは+19.0万人、結果はコンセンサスを大幅にう上回る+29.0万人と4年ぶりのとなる大幅な増加を記録、しかし失業率は9.7%から9.9%へ上昇。発表直後は92.94円から93.20円まで上昇しましたが、前日の世紀の誤発注による混乱とギリシャ問題による信用収縮により株、商品、為替も前日に続き続落となりドル円も90.8まで押されるという、雇用統計の結果からは想像できない結果で、痛い目に遭いました。
雇用統計の発表前後の取引では、インターバンク市場(中央銀行に認定された特定の金融機関同士による為替取引をおこなう市場で、私たちが為替取引する際は、FX業者を通じてこのインターバンク市場へ注文が出されます。)では流動性が低下し注文が約定(やくじょう)しづらくなったり、スプレットが異常に開いたり、さらにはFX会社へのアクセスが殺到しサーバーが落ちてしまうなんて事もあり、まさに最も注目され経済指標の王様とも呼ばれています。
このような際に良くシステムダウンするFX会社では取引したくないもの!やはりシステムの安定度って大きいですよ。まさに目の前のトレードチャンスを口をあけてみてるだけ状態となりますので。逆に損失がでかくなってると決済出来ないなんてことにもなりかねませんしね。
システムの安定度で定評があるのがFXプライム byGMO!スプレッドは他社に負けますが約定能力・システムの安定度では素晴らしいですね。近年、落ちたところを見たことがないです。また雇用統計時につきものなのがスリップページ。雇用統計発表時や結果が市場予想と乖離した場合に発生するスリップページは投資家にとっては不利な条件で約定します。私は以前、90銭のスリップページ経験有り!!顔面蒼白。。そこで経済指標時にスリップページが発生しないFX会社を探して行き着いたのがマネーパートナーズ!スリップページなしで約定率100%はある研究所調査でここ最近3年連続1位を獲得していることでも実証済みです。
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