週間テクニカル分析 2016年6月10日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2016年6月10日　EUR/USD 相場観

週間テクニカル分析 2016年6月10日

ユーロドル週間分析（5月29日～6月3日）※表示時間はロンドン時間、使用チャートはMT5となっています。
先週のユーロドルは米雇用統計によって大きく上昇しましたね。雇用統計前は徐々に安値を更新し軟調な推移が継続となりましたが米雇用統計が予想を大きく下回る結果となった事から一転しユーロドルは大きく上昇となっています。1.14ドルを大きく上回る事が出来れば1.16ドル付近まで上昇出来るかもしれません。
【画像 ユーロドル長期分析 5月29日～6月3日日足 一目均衡表】

ユーロドル長期分析(日足)
ユーロドルは日足での上昇トレンドの下限付近での推移となっていましたが、雇用統計を受け反発上昇となっています。一目均衡表一目均衡表の雲下限付近から上限付近まで上昇しており、移動平均線も上回っている事からさらに大きく上昇する可能性もありそうです。現在は一目均衡表の雲上限で上値を抑えられていますが、ここを抜けられるかどうかで1.16ドルを目指すかどうか決まってくるので注視しておきましょう。
【画像 ユーロドル短期分析?@ 5月29日～6月3日1時間足 一目均衡表】

ユーロドル短期分析(1時間足)
※赤いマークがエントリーポイント、赤い線はロスカット、黄色の○が利確ポイントとなっています。※今週は決済のみとなっています。
?Aは先々週の持ち越したポジションですが、週が明けて間もなく移動平均線群を上回ってしまった為そのまま利確としました。また先週は雇用統計が控えていた事もあり、トレードは先々週に持ち越したポジションの決済のみとなっています。私は雇用統計では大きく変動する事が多く、リスク管理の難しさから極力トレードを控えている場合が多いです。
先週の雇用統計では一旦下落した直後に大きく上昇していた為、普段通りの短期トレードでは利益を出す事が可能でしたが、直後の上昇に対応出来ない可能性が非常に高いです。瞬間的な動きでのトレードは値が飛びやすく一瞬で-100pipsとなる可能性もあるので注意しておきましょう。
米雇用統計で軟調だった勢いが戻ってきており、押し目買いのチャンスもまだ残っていそうですね。1.16ドル台では上値が重くなる可能性が高いですが、そこでしっかりと上昇していく事が出来ればユーロドルの長期に渡る下降トレンドの終わりが見えてくるかもしれません。1.4ドルからほとんどノンストップで急落してきただけに長期の上昇トレンドとなれば期待できそうですね。それでは今週も頑張りましょう。
関連記事
米雇用統計
一目均衡表の見方・使い方
エントリーポイント
移動平均線

　2016.6.10 記

日付	時間	国	指標・要人発言、講演
6月1日(水)	10:00		5月製造業PMI・5月非製造業PMI
	10:30		第1四半期GDP
	10:45		5月財新製造業PMI
	16:55		5月製造業PMI
	17:00		5月製造業PMI
	17:30		5月製造業PMI
	20:00		MBA住宅ローン申請指数
	23:00		5月ISM非製造業景気指数
6月2日(木)	10:30		4月貿易収支・4月小売売上高
	17:30		5月建設業PMI
	18:00		4月生産者物価指数
	20:45		ECB政策金利発表
	21:15		5月ADP雇用統計
	21:30		新規失業保険申請件数
6月3日(金)	10:45		5月財新非製造業PMI
	16:55		5月非製造業PMI
	17:00		5月非製造業PMI
	17:30		5月非製造業PMI
	18:00		4月小売売上高
	21:30		4月貿易収支
	21:30		5月雇用統計 4月貿易収支
	23:00		5月ISM非製造業景気指数
5月14日(土)	10:30		4月鉱工業生産 4月小売売上高 4月固定資産投資
5月16日(月)	21:30		5月ニューヨーク連銀製造業景気指数
	22:00		4月中古住宅販売件数
	23:00		5月NAHB住宅市場指数
	29:00		3月対米証券投資
5月17日(火)	10:30		RBA議事録公表