FXのトレンド系指標 CCIの見方と使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
FXのトレンド系指標 CCIの見方と使い方
FXのトレンド系指標 CCIの見方と使い方
CCIは、テクニカルチャートの一種で、Commodity Channel Indexの頭文字を取ったものです。
買われすぎ売られすぎを判断するオシレーター系にも分類されるテクニカルですが、私の使い方としては、トレンド系として使用したほうが使いやすいと思います。
CCIは順張りもしっかりとできるテクニカル分析手法です。
1980年に米国の投資家ドナルド・ランバートさんが指標名の通り元々はコモディティ(商品)相場用に開発たチャートです。
まだ、開発されてから日が浅いテクニカル指標ですね。
このCCIは、統計的な平均値が現在の価格からどの程度乖離しているかを計算して表示しているものです。
同じようなテクニカル指標には移動平均乖離率があります。
CCIの計算方法としては、一日ごとの高値と安値、そして終値の平均値を算出します。
この平均値を基準値とし、基準値と数日間の単純移動平均との差を出す。
この数日間の差の平均(平均偏差)を出す。この3つの値を使用して、CCIを算出します。
CCI=(基準値-基準値の移動平均値)/0.015×平均偏差で算出しています。
平均偏差で使用する日数は、任意の日数を使用します。これで、CCIが算出できますが、難しいので計算式は覚える必要は無いでしょう。
【GMOクリック証券プライムチャート ユーロ/ドル 時間足CCI】
※クリックすると大きな画面で確認できます。 CCIの見方としては、CCIの最大の特徴として、オシレーター系として使用した場合、他のオシレーター系とは違って100とか-100とかの天井がありません。
また、CCIでは、EMAより早くシグナルがでるというのも特徴の一つです。
シグナルとしては、CCIの100のラインを中心としてみるのが良いです。
+100以上から+100を下抜けたときに売りです。
-100以下から-100を上抜けたときに買いです。
CCIをオシレーター系として使用する際には、CCIが100を上抜けたら買われすぎと判断して売る。
-100を下抜けたら売られすぎと判断して買うという方法もあります。
どちらのシグナルを使用しても良いとおもいますが、逆張りをするよりも順張りで使用したほうが利益がでやすいような気がします。
ただ、天井や底が無いですので、100を超えて200にCCIが進むこともあります。
CCIが200まで行くときには一方的な値動きのときですので、逆張りをしてしまっている場合は落ち着くまで待つのもいいですが、損切りを判断してもいいかもしれません。
中には200を超えたらこれ以上は進まないと判断して逆張りをするという手法もあるそうですが、100をした抜ける時に売るというように順張りをした方が精神的にも楽ですので私は順張りのみに使用しています。
FXプライム byGMOのチャートナビプライムでは各種テクニカル指標対応のシグナル表を搭載しています。
移動平均線でもシグナルが発生したときにチャート上に矢印でエントリーポイントが自動で表示されますので、各テクニカル指標のシグナルポイントを知らなくても良いわけですから初心者には大変便利な機能ですよ。
また以下のように自分でシグナル発生ポイントの設定も出来ます。
現在は以下、移動平均線・一目均衡表・RSI・ストキャスティクス・MACD・ボリンジャーバンド・パラボリック・ポイントアンドフィギュア・%Rオシレーター(ウィリアムズ%R)・モメンタム、の計10種類ですが徐々に全てに対応していくそうです。
※クリックすると大きな画面で確認できます。
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