週間テクニカル分析 2015年6月17日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2015年6月17日　EUR/USD 相場観

週間テクニカル分析 2015年6月17日

先週のユーロドルは1.11ドル～1.14ドルのレンジでの推移となりました。ユーロドルは米雇用統計を受けて一時1.11ドルまで下落しましたが、雇用統計での下落を全て戻すと1.14ドルまで上昇しました。
ギリシャのデフォルト懸念の後退から上昇したようですが、その後も下落しないところを見るとユーロは根強く買われているようですね。
【画像 6月第2週ユーロドル4時間足 一目均衡表】

4時間足を見ると良く分かりますが、一目均衡表の雲を一気に上抜けた後は一目均衡表の雲上限をサポートとして推移していますね。上値は1.14ドル付近で抑えられていますが日足での上昇トレンドのサポートがある1.11ドル付近は強いサポートとして機能しており1.11～1.14ドルでのレンジとなっています。
レンジ相場では何度もトレードチャンスがあり、値幅が大きければ利益も大きくなりやすいですが、その分リスク管理をしっかりとしていなければ損失も拡大してしまいます。
良くあるのが自分で決めた損切りポイントを超えてしまってもそのままポジションを維持してしまい結果として損切りのタイミングを逃してしまう事です。自分の取れるリスクを明確にし、そこを超えたらすぐに損切り出来るようにしておかないとレンジでの短期トレードのはずが何年も含み損のポジションを抱えたままになりかねません。そうならないようにレンジであっても慎重なトレードを心掛けましょう。
それでは今週も頑張りましょう！

　2015.6.17 記

日付	時間	国	指標・要人発言、講演
6月17日(水)	07:45		第1四半期経常収支
	17:30		5月失業率 5月失業者数 BOE議事録公表
	18:00		5月消費者物価指数・確報値
	20:00		MBA住宅ローン申請指数
	27:00		FOMC政策金利発表
	27:30		イエレンFRB議長会見
6月18日(木)	07:45		第1四半期GDP
	17:30		5月 小売売上高
	21:30		5月消費者物価指数 新規失業保険申請件数 第1四半期経常収支
	23:00		6月フィラデルフィア連銀景況指数 5月景気先行指標総合指数
6月19日(金)			EU財務相会合
			日銀金融政策決定会合結果公表
	15:30		黒田日銀総裁会見
	15:00		5月生産者物価指数
	17:00		4月経常収支
	17:30		5月財政収支
	21:30		5月消費者物価指数 4月小売売上高

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