週間テクニカル分析 2016年9月1日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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週間テクニカル分析 2016年9月1日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2016年9月1日
ユーロドル週間分析(8月22日~8月26日)※表示時間はロンドン時間、使用チャートはMT5となっています。
先週のユーロドルは1.12ドル台後半でのオープンとなり、1.1350ドルまで上昇し順調に高値圏での推移となっていましたが、クローズ前の金曜日の23時ごろから急落となり、1.12ドル割れまでの下落となりました。イエレン議長等の発言からドルの早期利上げ観測となり米ドル買いが進んだようです。
【画像 ユーロドル長期分析 8月22日~8月26日 日足 一目均衡表】
ユーロドル長期分析(日足)
ユーロドルは日足レベルでの下降トレンドを明確に上抜く事に成功しましたが、ドルの早期利上げ観測により1.11ドル台まで下落しています。イエレン議長、フィッシャー副議長の発言から9月での利上げに期待が集まっているようですね。
ただし日足レベルでの下降トレンドを突破できているので判断に困る場面となっているようです。1.11ドル付近には一目均衡表の雲下限が位置しておりここでサポートされるかどうかによって展開が大きく変わってきそうなので注意しいておきまましょう。
【画像 ユーロドル短期分析 8月22日~8月26日 15分足 一目均衡表】
ユーロドル短期分析(15分足)
※赤いマークがエントリーポイント、赤い線はロスカット、黄色の○が利確ポイントとなっています。
先週はユーロドルが長期下降トレンドを抜いた事で上昇傾向が強くなっていた事もあり、押し目を狙ったトレードを心掛けるつもりでした。
?@のエントリーポイントは直近高値からの調整を終えて短期下降トレンドを上抜いたポイントとなっています。短期下降トレンドを上抜け超短期の上昇トレンドが形成されており、移動平均線群でのサポートもあった事で強気でのトレードとなりました。
損切ポイントはエントリーポイントのやや下で設定しており、高値圏での攻防だっただった為、再び高値圏まで上昇するのを待つつもりでいましたが、難なく上昇し1時間足のボリジャーバンドの使い方に触れたので決済としました。
日足レベルでの下降トレンドを上抜けた事で相場転換となるのかと思いきや、まさかのドルの利上げ示唆によって急落となりましたね。実際に利上げとなれば今よりもドル買いが強まっていく可能性が高いので落ち着くまでは戻り売り中心のトレードにした方が良さそうですね。
またドルは去年もなかなか利上げしなかった印象が強く年内ギリギリまで利上げしない可能性がある事も承知していた方がよさそうです。それでは今週も頑張りましょう!
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ボリジャーバンドの使い方
2016.9.1 記
日付 |
時間 |
国 |
指標・要人発言、講演 |
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9月1日(木) | 10:00 | 8月製造業PMI 8月非製造業PMI |
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10:30 | 7月小売売上高 | ||
10:45 | 8月財新製造業PMI | ||
16:55 | 8月製造業PMI・確報値 | ||
17:00 | 8月製造業PMI・確報値 | ||
17:30 | 8月製造業PMI | ||
21:30 | 新規失業保険申請件数 | ||
23:00 | 7月ISM製造業景気指数 | ||
9月2日(金) | 17:30 | 8月建設業PMI | |
18:00 | 7月生産者物価指数 | ||
21:30 | 7月貿易収支 8月雇用統計 |
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21:30 | 7月貿易収支 | ||
9月5日(月) | 10:45 | 8月財新非製造業PMI | |
16:55 | 8月非製造業PMI・確報値 | ||
17:00 | 8月非製造業PMI・確報値 | ||
17:30 | 8月非製造業PMI | ||
18:00 | 7月小売売上高 | ||
9月6日(火) | 10:30 | 第2四半期 経常収支 |