週間テクニカル分析 2018年4月17日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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週間テクニカル分析 2018年4月17日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2018年4月17日
ユーロドル週間分析(4月9日~4月13日)
※表示時間はロンドン時間、使用チャートはMT5となっています。
9日週は、リスク警戒が和らいだ1週間となりました。 中国の習近平主席は市場開放姿勢を示し、貿易戦争懸念は何とか収まりました。
ただシリアに関して、トランプ大統領は末恐ろしいツイートをし、再び緊迫ムードへ。その後すぐに攻撃回避の可能性を示したはずなのですが…見間違えたのでしょうか? 今週は、何かと波乱万丈な市場になりそうな予感がします。
ユーロドル長期分析(4時間足)
9日週の最高値は11日の1.239ドル・最安値は9日に記録した1.226ドルでした。週前半は上昇トレンドに乗ったドル円でしたが、週後半は下降トレンドとなりました。 週前半の上昇トレンドの鍵になったのが、9日午後8時頃に発生した10日と25日のゴールデンクロスです。
ゴールデンクロスが発生してから、ボリンジャーバンドMA30と、+3.0の範囲内での推移になっていた。上値は+3.0σ・下値はM30を意識していれば、大きな利益が上げられたと思われる。 でも週後半になると、枠から少し出てしまった。16日週はMA30に注意を払えば、持っておくべきボジションが見えてくるかもしれない。
ユーロドル短期分析(1時間足)
値が大きく動いた9日欧州時間・10日欧州時間・12日欧州時間を中心に分析してみます。 9日の午前中は、ほとんど動いていません。大きく動いたのは日本時間午後9時。欧州時間に入ってからでした。ユーロドルは1.226ドルから10日に日付が変わる直前には、1.233ドルまで上昇しました。
合図となったのは、午前11時に発生した25日と50日のゴールデンクロスです。ゴールデンクロス発生直後に大きく動いた訳ではありませんが、合図を見逃さなければ大きな利益になっていたと思われます。 次に、10日欧州時間を見てみましょう。
10日も驚くべきことに、9日とほとんど同じ動きです。午前中は1.232ドルを軸に上下に動いていますが、目立った変化は見かけません。ただ東京時間から少し慌ただしくなり、午後9時頃になると1.237ドルまで駆け上がりました。しかし唯一9日と違うのは、上昇の合図です。
ユーロドルが大きく跳ね上がる6時間前である午後5時頃、10日線である1.231ドルを突破しました。その後は下がる場面はあったものの、何とかギリギリ10日線を超えています。10日午前中は10日線に沿った動きとなっていたので、上に抜けるか下に抜けるかが勝負の決め手です。その中で10日線を上に突き抜け、安心感を得ることができました。
そして最後は、12日欧州時間です。12日の欧州時間は、下降トレンドとなりました。12日午前9時には1.237ドル台へつけていましたが、12日午後11時には1.229ドルまで下がりました。ただ12日の場合、合図はめちゃくちゃ分かりやすく出ています。
大きく下がる9時間前である午前9時に、10日線と25日線の教科書に載っていても不思議ではないほど綺麗なデッドクロスが発生していたからです。デッドクロスが発生したと同時に売りポジションで持っておけば、確実に利益は上げられたでしょう。