週間テクニカル分析2013年3月18日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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週間テクニカル分析 2013年3月18日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2013年3月18日
先週のユーロドルは下降トレンドが継続しましたが、週末にかけて大きく上昇し、下降トレンドをいったん上抜いた週となりました。週初めは1.2989ドルからのスタートとなり、1.3000ドルを下抜いたままのスタートとなりましたが、1.2950ドル付近でのサポートを受け、4時間足でのトレンドラインとなる1.3064ドルまで上昇しました。
【画像 3月第2週ユーロドル4時間足 一目均衡表】
トレンドラインにぶつかると再び急落し、1.2950ドルを下抜け1.2911ドルまで下げ幅を拡大しました。トレンドラインを下抜けた事でさらに下降トレンドが継続すると思いましたが、1.2911ドルの安値を付けた後は再び急上昇して、そのまま下降トレンドまで上昇しました。
1.3020ドルに位置していた下降トレンドをその勢いのまま上抜き、クローズまで上昇が続いていました。下降トレンドまで上がったら売り、一目均衡表の雲からの乖離(かいり)が大きくなったら買いで大きな利益を得る事ができたレンジ相場だったといえますね。
先週のテクニカルでのポイントは一目均衡表の雲からの乖離だと言えます。乖離を知らない方も多いのではないかと思うのですが、乖離とは一目均衡表の雲や移動平均線から離れている大きさの事です。
【画像 3月第2週ユーロドル1時間足 一目均衡表 乖離】
たとえば移動平均線の場合は5MAではロウソク足の近くを推移していますが、200MAは勢いがある相場になった場合は大きく離れてしまいます。一目均衡表の雲も勢いがある相場になると大きく離れてしまいますね。この離れている大きさを乖離と言います。
また乖離をどう判断するかによって、初心者にはあまりオススメする事が出来ないと言われる逆張りでの精度が大きく異なってきます。先週は乖離がおそよ60pips以上になると反転急上昇しました。乖離が60pipsで逆張りと言うのは正直怖いですが、乖離が100pips以上の時を狙って逆張りトレードをすれば損失が多くなってしまう逆張りでも勝率が上がるようになります。
先週一週間で下降トレンドで売るチャンスが3回、逆張りで1回でそのうち週終わりの1回は損切り。一週間で3勝1敗のトレードでは少ないと思いますが、初心者の方は少し長い目でトレンドを見た方が勝率が上がると思います。
今週は下降トレンドを上抜いて終わっています。来週は安易なショートエントリーを控え動きが明確になるまでは様子を見ましょう。
2013.3.18 記
3月ZEW景況感指数21:302月住宅着工・建設許可件数
日付 |
時間 |
国 |
指標・要人発言、講演 |
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3月18日(月) | 19:00 | 1月貿易収支 | |
23:00 | 3月NAHB住宅市場指数 | ||
3月19日(火) | 09:30 | RBA議事録公表 | |
3月20日(水) | 06:45 | 第4四半期経常収支 | |
16:00 | 2月生産者物価指数 | ||
18:00 | 1月経常収支 | ||
18:30 | MPC議事録公表 2月失業率 2月失業保険申請件数 |
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24:00 | 3月消費者信頼感・速報値 | ||
27:00 | FOMC | ||
27:30 | バーナンキFRB議長記者会見 | ||
3月21日(木) | 06:45 | 第4四半期GDP | |
08:50 | 2月貿易収支 | ||
17:30 | 3月製造業/サービス業PMI・速報値 | ||
18:00 | 3月製造業/サービス業PMI・速報値 | ||
18:30 | 2月小売売上高 2月財政収支 |
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21:30 | 1月小売売上高 | ||
21:30 | 新規失業保険申請件数 | ||
22:00 | 1月住宅価格指数 | ||
23:00 | 2月中古住宅販売件数 3月フィラデルフィア連銀製造業指数 2月景気先行指数 |
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3月22日(金) | 18:00 | 3月IFO景気動向指数 | |
20:00 | LTRO返済額公表 |
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