週間テクニカル分析2012年10月9日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2012年10月9日　EUR/USD 相場観

先週のユーロドルは1.2800ドルまでの短期下降トレンドを作った後、トレンドブレイクし1.3070ドルまで上昇しました。ユーロ圏での問題が一段落したとの安心感からか、ユーロの強気相場は崩れませんでした。

またテクニカル的に考えると日足MA30付近で反発しており、投資家の多くが押し目買いと考えてユーロ買いをしたと言えるでしょう。4時間足では雲を上抜ける事に成功しており、再び1.3200ドルの高値へのチャレンジが期待されます。

【画像 10月第1週ユーロドル 4時間足　一目均衡表】

一方で1.3200ドルと1.3070ドルの高値を結んだ下降トレンドの形成途中と考える事もでき、その場合には1.2800ドルを明確に割り込むかどうかが大きな節目となってくると思います。このまま上昇を続けるか、安値更新を目指して再び下落するか、注目の1週間になりそうです。

話は変わりますが、私が個人的に愛用している移動平均線の中にMA5があります。これは超短期のトレンドを示すMAになっており、このMA5をトレンドの動きとは逆に抜けた場合には一度MA25やMA30まで戻す事が多い為に、逆に抜けたら利確の合図だと考えています。

下降トレンドのイメージとしては「MA5を逆抜けした後にMA25でレジスタンスとなり、その後再び安値更新を目指す。」と言った感じでしょうか。大きな動き程、よく機能してくれるので利確のタイミングが分からない方は是非使って下さい。

それでは今週も頑張りましょう。

2012.10.9 記

日付	時間	指標・要人発言、講演
10月9日(火)	14日まで	IMF・世界銀行年次総会
	–	フランス・スペイン首脳会談
	–	短期国債入札
	17:30	8月鉱工業生産 8月貿易収支
	21:15	9月住宅着工件数
10月10日(水)	27:00	ベージュブック公表
10月11日(木)	–	G7財務相・中央銀行総裁会議
	15:00	9月消費者物価指数・確報値
	15:00	9月消費者物価指数・確報値
	21:30	8月貿易収支
	21:30	新規失業保険申請件数
	21:30	8月新築住宅価格指数 8月貿易収支
10月12日(金)	18:00	8月鉱工業生産
	21:30	9月生産者物価指数
	22:55	10月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値
	–	JPモルガン・ウェルズファーゴ決算発表
10月13日(土)	–	9月貿易収支