週間テクニカル分析2013年4月1日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2013年4月1日　EUR/USD 相場観

週間テクニカル分析 2013年4月1日

先週のユーロドルはキプロス問題が解決に向かったのにも関わらず、キプロスによる預金課税の問題からユーロドルは安値を更新しました。週初めはキプロス問題解決によって1.3040ドルまで値を回復していましたが、1.2830まで急落し、一時揉みあいましたが再び急落し1.2750をつけました。その後はやや揉み合いながら上昇していき、1.2820ドルで週末を迎えています。
【画像 3月第4週ユーロドル1時間足 一目均衡表】

今回のキプロス問題について少し解説するとキプロスの銀行が破綻を防ぐ為に、ECBに支援を求めており、支援をするための条件として今回の預金課税が条件となったようですね。もともとキプロスは海外からの資金を集めるために税金がとても安くなっていました。国民の預金よりも海外からの預金が多いために、預金課税が盛り込まれたようです。
今回はキプロスに関しては大きな問題になりませんでしたが、預金課税が行われることによって、今後ユーロ圏の他の国でも似たような事が起こる可能性があると考えられて、1.28ドルを割り込みユーロ安が進んだようです。
先週のユーロドルですが、急落した後は高値切り下げの揉み合いになっている事が分かると思います。このレジスタンスが機能している間はしばらく1.2850ドルが高値となりそうです。仮にこのレジスタンスを上抜いた場合は1.29ドル付近が次のレジスタンスとなりそうですね。まだまだ相場は重たいと感じます。

　2013.4.1 記

日付	時間	国	指標・要人発言、講演
4月1日(月)	23:00		3月ISM製造業景気指数
4月2日(火)			イタリア3月財政収支
	4月3日(水)	9:30		2月貿易収支
		10:00		3月非製造業PMI
		17:30		3月建設業PMI
		18:00		3月消費者信頼感指数・速報値
		22:15		3月ADP全国雇用者数
		23:00		3月ISM非製造業景気指数
	4月4日(木)	09:30		2月小売売上高 2月住宅建設許可件数
			政策金利発表 黒田日銀総裁会見
16:55			3月サービス業PMI・確報値
17:00			3月サービス業PMI・確報値
17:30			3月サービス業PMI
20:00			政策金利発表
20:45			政策金利発表
21:30			ドラギECB総裁記者会見
21:30			新規失業保険申請件数
23:30			バーナンキFRB議長講演
4月5日(金)	17:00		第4四半期財政赤字対GDP
	18:00		2月小売売上高
	21:30		3月雇用統計 2月貿易収支
	21:30		2月貿易収支 3月雇用統計
	23:00		3月Ivey購買部協会指数

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