週間テクニカル分析 2015年6月9日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
週間テクニカル分析 2015年6月9日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2015年6月9日
先週のユーロドルは1.1ドル付近からのオープンとなりましたが、ギリシャのデフォルトへの懸念が後退した事で1.14ドル付近までの上昇となりました。
その後は伸び悩み米雇用統計が良かった事もあり、1.11ドル付近まで下落しクローズとなっています。
ギリシャのデフォルトへの懸念は相変わらずといった感じとなっており、短期的な材料として考えられている場合が殆どとなっていますね。安心しきっているといきなりデフォルトとなる可能性もありますが、そうなれば世界恐慌となりえるだけにデフォルトとなりえるなら、あらかじめ相場の動きが著しくユーロ売りへと傾くと思うので、チャートをチェックしておけばある程度の予測は可能だと考えています。
【画像 6月第1週ユーロドル日足 一目均衡表】
先週はギリシャを材料として乱高下していた印象が強いですが、日足チャートを見ると上昇トレンドのラインでしっかりとサポートされた事が分かりますね。
長く続いていたユーロドルの下落トレンドですが、日足レベルでは移動平均線の向きも上を向き始めており、一目均衡表の雲や移動平均線よりも上を維持している事から終わりを迎えたと考えても良さそうです。
ここから反発が始まるか、レンジを経て再び下降トレンドとなるかは現在の動きからは判断が出来ませんが、以前のように安易なユーロ売りは避けておいた方がいいでしょう。
仮に上昇を始めたとすれば1.4ドルまでの上昇は可能性が残っているだけにユーロ売りをする場合には損切りをあらかじめ決めておきリスクを限定しておきましょう。それでは今週も頑張りましょう!
2015.6.9 記
今週の注目経済指標・要人発言
17:30 4月貿易収支18:00 第1四半期GDP・改定値
日付 | 時間 | 国 | 指標・要人発言、講演 |
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6月9日(火) | 10:30 | 5月消費者物価指数 5月生産者物価指数 |
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6月10日(水) | 17:30 | 4月鉱工業生産 | |
20:00 | MBA住宅ローン申請指数 | ||
27:00 | 5月財政収支 | ||
6月11日(木) | 06:00 | 政策金利発表 | |
10:30 | 5月雇用者数 5月失業率 |
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14:30 | 5月小売売上高 5月鉱工業生産 5月固定資産投資 |
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21:30 | 5月小売売上高 新規失業保険申請件数 |
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21:30 | 4月新築住宅価格指数 | ||
6月12日(金) | 18:00 | 4月鉱工業生産 | |
21:30 | 5月住宅価格指数 | ||
21:30 | 5月生産者物価指数 | ||
23:00 | 6月ミシガン大学消費者信頼感指数 |
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