週間テクニカル分析2014年9月1日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2014年9月1日　EUR/USD 相場観

先週のユーロドルは50pips下窓スタートとなりましたが、窓埋めをする事無くそのまま1.3150ドルまで下落しました。その後1.3220ドルまで上昇し、浅く窓を埋めた形となりましたが、そのまま戻りを売られ1.3130ドルまで下落しクローズとなりました。

【画像 8月第4週ユーロドル4時間足一目均衡表】

金曜日まではレンジ気味での調整が入り1.3220ドルまで上昇しましたが金曜日の深夜のドル買いが非常に強く安値を更新したままクローズとなっています。下窓でのスタートとなりましたが、すぐにレンジ気味に推移し急に下落しています。

4時間足チャートを見ると良く分かりますが、これは下降トレンドの上限まで上昇した為に戻り売りを狙ったトレードによって急落したと考えられます。

【画像 8月第4週ユーロドル日足一目均衡表】

また日足チャートを見ると良く分かりますが、1.37ドルからここまで大きな戻りがないまま下落を続けてきています。

一目均衡表との乖離も広がり続けており、戻りが入る可能性も高いですが先週末にさらに安値更新を狙った動きがあったことでユーロ売りが根強く、日足レベルでの戻りがないまま1.3ドルまで下落する可能性が高いと考えています。

ここから日足レベルでの戻りがあるとすれば1.33ドル～1.34ドル付近まで上昇していくと考えられ、1.3ドルを狙っていく事が難しくなってしまう事からレンジと下落を繰り返しながら1.3ドルを狙っていくと考えています。

1.28ドル付近まで下落した場合はいったん買いが強くなると考えているので逆張りでの買いエントリーはもう少し様子を見てからでもいいかもしれませんね。

今週も戻り売りを中心にトレードしていけばいいと考えていますが雇用統計の週とだけあって荒い展開になるかもしれません。金曜日はドル売りであっても雇用統計の発表までは流れについていくようにしましょう。

それでは今週も頑張りましょう！

2014.9.1 記

日付	時間	指標・要人発言、講演
9月1日(月)	10:00	8月製造業PMI
	10:45	8月HSBC製造業PMI・確報値
	15:00	第2四半期2GDP・確報値
	16:55	8月製造業PMI・確報値
	17:00	8月製造業PMI・確報値
	17:30	8月製造業PMI
9月2日(火)	10:30	第2四半期経常収支 7月住宅建築許可件数
	13:30	政策金利発表
	17:30	8月建設業PMI
	18:00	7月生産者物価指数
	23:00	8月ISM非製造業景気指数
9月3日(水)	10:00	8月非製造業PMI
	10:30	第2四半期GDP
	10:45	8月HSBCサービス業PMI
	16:55	8月サービス業PMI・確報値
	17:00	8月サービス業PMI・確報値
	17:30	8月サービス業PMI
	18:00	7月小売売上高
	20:00	MBA住宅ローン申請指数
	23:00	政策金利発表
	27:00	ベージュブック公表
9月4日(木)	10:30	7月貿易収支 7月小売売上高
	20:00	政策金利発表
	20:45	政策金利発表
	21:15	8月ADP雇用統計
	21:30	7月貿易収支新規失業保険申請件数
	21:30	7月貿易収支
	23:00	8月ISM非製造業景気指数
9月5日(金)	15:00	7月鉱工業生産
	18:00	第2四半期GDP・改定値
	21:30	8月雇用統計 7月個人所得・個人消費支出
	21:30	8月雇用統計
	23:00	8月Ivey購買部協会指数
8月9日(土)	10:00	7月