週間テクニカル分析 2018年1月9日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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週間テクニカル分析 2018年1月9日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2018年1月9日
ユーロドル週間分析(1月2日~1月5日)
※表示時間はロンドン時間、使用チャートはMT5となっています。
1月1日は正月で市場は休みだったので、1月2日から1月5日までのユーロドルの動きです。2018年最初の週は、株高が目立ちました。
米株は最高値を記録・日経平均株価も1000円近く寝上がりました。また欧州株も好調で、ユーロドルにも影響は出ています。
2018年、ユーロにかかる期待はかなり大きくなっています。1月2日週は、ユーロへの期待が全面的に出た1週間となりました。
ユーロドル長期分析(日足)
日足で見てみると、2017年12月27日にゴールデンクロスが発生していました。 年末に出ていた買いのサインに気がつけば、2018年早々から利益は得られていたかもしれません。
2018年年始は特に大きな材料がなかったので、2017年末に出ていたサインは大きなヒントとなりました。 そして2018年があけると、ユーロドルは上昇トレンドとなりました。
次週1月8日週のポイントとしては、上昇トレンドはしばらく続くかどうかの見極めになりそうです。ヒントとなりそうなのが、ボリンジャーバンド+2σでしょう。上にブレイクすれば更なる上昇、下に抜ければ1.19ドルに戻ることもあるかもしれません。
2018年のユーロドルは、1.20092ドルのスタートとなりました。果たして1年後の2019年には、どう変化するのでしょうか?
先程も述べたように、2018年のユーロは期待感が高くなっています。つまり大きく動く可能性が、極めて高いということになります。 しかし2018年が始まったばかりだということもあり、劇的に大きく動いた場面は見られませんでした。
1月2日・5日に1.208ドルまで上昇したものの、直ぐに値を戻しています。 ただテクニカル的に見ると注目したいのは、4日の動きです。翌5日も激しく動いたものの、利益が出たかどうかは4日がポイントとなっていました。
4日にはFOMC議事録公表と、前日3日にはISM製造業景況指数が発表されています。経済指標の結果だけを見ると、1.19ドル台に戻っても不思議ではありません。1.19ドル台を見越して、ポジションを取っていた方も多いでしょう。
でも展開を見てみると1.20ドル台をキープしており、1.19ドルに下がることはありませんでした。 ただテクニカル的に分析すると、1.19ドルに下がらなかった理由がハッキリと出ています。
4日には11時・16時・22時に、それぞれゴールデンクロスが発生しています。上昇トレンドまっしぐらで、ユーロドルが勢いづいていました。4日でもユーロドルが下がってしまった場面はあったものの、ほんの僅かです。 やはり2018年のユーロドルは、これまでのユーロドルとは違うようです。