週間テクニカル分析2013年2月25日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2013年2月25日　EUR/USD 相場観

週間テクニカル分析 2013年2月25日

先週のユーロドルは下落が目立った週となりました。1.3340ドル付近からのオープンとなったユーロドルですが、レンジ相場が続いていましたが、19日のニューヨーク市場から上昇がはじまりました。20日の朝9時頃には1.3430ドル付近まで上昇しましたが、20日のヨーロッパ市場から下落がはじまり、週末の22日には1.3150ドルを割り込み、1.3145ドルまで下げ幅を広げました。

【画像 2月第4週ユーロドル1時間足 一目均衡表】

1時間足を見ると、レンジ下限、上限を抜く時に勢いよく変動しているのが分かると思います。（1時間足の赤い部分がレンジ相場の下限、上限付近を表しています。）

1時間足のレンジ相場は上に抜け、その後急激に下落しましたが、4時間足を見るとレンジ相場を上に抜けた部分がちょうど下降トレンドのレジスタンスに位置している事が分かると思います。

【画像 2月第4週ユーロドル4時間足 一目均衡表】

4時間足を良く見ていれば下降トレンドと言う事が把握でき、レンジ相場だったとしてもロングエントリーをする可能性は減ったのではないでしょうか。さらに4時間足では一目均衡表の雲に上値を抑えられ、移動平均線もすべて下を向いています。この事から1時間足で上に抜けたとしても、様子を見るか、損切りを浅く設定する事が正解だったと言えます。

【画像 2月第4週ユーロドル日足 一目均衡表】

相場を分析する場合には様々な足を見ないと偏った分析になりやすく、リスクが高まってしまうので注意が必要です。今週は日足では上昇トレンドが継続しているので、そろそろ下げ止まりが意識されています。1時間足、4時間足での下降トレンドが日足チャートの上昇トレンドとぶつかった場合にどういった動きをするのかをよく注目してエントリーするようにしましょう。

2013.2.25 記

今週の注目経済指標・要人発言

23:00 nbsp;12月S&Pケースシラー住宅価格指数24:00nbsp;nbsp;1月新築住宅販売件数
2月消費者信頼感指数
2月リッチモンド連銀製造業景況指数
バーナンキFRB議長上院銀行委員会証言

日付	時間	国	指標・要人発言、講演
2月26日(火)	–		イタリア短期国債入札
2月27日(水)	06:45		1月貿易収支
	16:00		3月GFK消費者信頼感調査
	18:00		1月マネーサプライM3
	18:30		第4四半期GDP・改定値
	–		イタリア中長期国債入札
	19:00		2月消費者信頼感指数・確報値
	22:30		1月耐久財受注
	22:30		1月中古住宅販売保留
	24:00		バーナンキFRB議長下院銀行委員会証言
	26:30		ドラギECB総裁講演
2月28日(木)	06:45		NZ1月住宅建設許可件数
	17:00		第4四半期GDP・確報値/td>
	17:55		2月失業率 2月失業者数
	19:00		1月消費者物価指数・確報値
	22:00		2月消費者物価指数・速報値
	22:30		第4四半期GDP・改定値 新規失業保険申請件数
	22:30		第4四半期経常収支
	23:45		2月シカゴ購買部協会景気指数
			2月財政収支
3月1日(金)	10:00		2月製造業PMI
	17:55		2月製造業PMI・確報値
	18:00		2月製造業PMI・確報値
	18:30		2月製造業PMI
	19:00		2月消費者物価指数・速報値 1月失業率
	20:00		2012年GDP/対GDP政府債務
	22:30		12月GDP/第4四半期GDP
	22:30		1月PCEコアデフレータ 1月個人所得/消費支出
	23:55		2月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値

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