週間テクニカル分析 2018年7月24日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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週間テクニカル分析 2018年7月24日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2018年7月24日
ユーロドル週間分析(7月16日~7月20日)
※表示時間はロンドン時間、使用チャートはMT5となっています。
16日週のユーロドルは、ドル買いが目立つ形となりました。 注目されていたのが、パウエルFRB議長の議会証言です。しかし議会証言内容に特に変化はなく、利上げペースが改めて確認される形となりました。
ただユーロドルを大きく突き動かしたのが、週末のトランプ大統領の発言でしょう。トランプ大統領は利上げやドル高に対して、不快感を示しました。また週末の調整とも相まって、ドル買いが大きく進みました。
ユーロドル長期分析(4時間足)
16日週オープンは1.168ドル・クローズは1.174ドルでした。最高値は1.175ドル・最安値は1.157ドルです。ユーロドルが大きく動いたのは、17日と20日です。 16日週明けのユーロドルは、10日線を上回る動きとなりました。
17日に日付が変わっても、ユーロドルの好調さは続いています。しかし17日20時になるとユーロドルは10日線を下回り、ズルズルと下がってしまいました。勢いを示したRCIも大きく下がっており、状況は良くありません。
18日に日付が変わっても重い展開は続き、19日には16日週最安値となる1.157ドルへとつけました。 ユーロドルが復活したのは、20日になってからのことです。ユーロドルは10日線を上に突き抜け、RCIも上昇しています。ユーロドルは1.17ドル台を回復。1.174ドルまで駆け上がり、取引を終えました。
ユーロドル短期分析(1時間足)
4時間足では合図らしい合図を見つけ出すことはできませんでしたが、1時間足ではバッチリと合図が出ていました。 ユーロドルが下がった17日を見てみると、18時までは好調だったことが伺えます。しかし18時を過ぎるとユーロドルはズルズル下がり、19日21時には1.15ドル台に突入しました。
テクニカル分析をしてみると18日に日付が変わった時、10日と25日のデッドクロスが発生しています。また17日18時には、ユーロドルはボリンジャーバンド+2σである1.169ドルを割り込みました。ユーロドルが下がるシグナルは、バッチリと出ていました。 ユーロドルが下がると分かったら、見極めたいのは下値ラインです。
下値ラインのヒントとなったのが、サポートでした。ユーロドルが大きく下がった時、サポートは1.160ドルにつけていました。1.160ドルで買っておけば、大きな利益になっていたでしょう。 ユーロドルが上昇したのは、20時2時です。19日に1.157ドルまで下がったユーロドルは、20日2時になると1.167ドルまで駆け上がりました。
ユーロドル上昇の合図となったのは、21日線です。ユーロドルが大きく下がった時、21日線を下回っていました。ユーロドルが21日線を超えたのが、20日2時です。RCIを見ても、ユーロドルに勢いがあったことが見て取れます。