週間テクニカル分析 2015年7月29日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
週間テクニカル分析 2015年7月29日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2015年7月29日
先週のユーロドルは先々週の下落トレンドと真逆となり1時間足の下降トレンドを上昇ブレイクしてからは一方的な上昇トレンドとなりました。
ギリシャ問題が落ちついてきたことや米の経済指標が大幅に悪化した事でユーロ高というよりはドル安となりユーロドルは上昇しています。
【画像 7月第4週ユーロドル1時間足 一目均衡表】
1時間足を見ると良く分かりますが、下降トレンドをブレイクした後は一目均衡表や移動平均線をサポートとして堅調に推移しています。
押し目買いを狙いやすいあまり勢いの無い調整気味の戻りもあり、最近のユーロドルの相場にしてはトレードしやすかったかもしれません。
ユーロドルは比較的トレンドが継続しやすく、長期保有にも向いていますが、その動きに慣れてしまうと今回の様な一度だけのブレイクトライでトレンドをブレイクし新しいトレンドへと移行する場合に対応が出来なくなってしまいます。
どの通貨でもそうなのですが、移動平均線や一目均衡表などのサポートを全て超えてしまったら損切りとなってしまったとしてもポジションを決済する方が結果的に損失が膨らまずに済むことが多いです。
【画像 7月第4週ユーロドル日足 一目均衡表】
日足を見ると分かりますが、今回の下落は1.05ドル台の安値から1.15ドルまでの上昇トレンドをブレイクしての下落だっただけに安値更新を期待した方も多くいたと思います。
その期待を意識しすぎてこのまま下がり続けると決めつけてしまうと今回の様に重要なポイントでのブレイクに対応できずに結果的に1.12ドルまで400pips程度の上昇の損失を受けてしまう事になります。
トレードをしていく上で決めつけはよくない事が多いのでその時その時の動きをしっかりと見て常に新しい分析を心掛けておきましょう。それでは今週も頑張りましょう!
2015.7.29 記
今週の注目経済指標・要人発言
日付 | 時間 | 国 | 指標・要人発言、講演 |
---|---|---|---|
7月29日(水) | 15:00 | 8月GFK消費者信頼感 | |
20:00 | MBA住宅ローン申請指数 | ||
23:00 | 6月中古住宅販売成約 | ||
27:00 | FOMC政策金利発表 | ||
7月30日(木) | 07:45 | 6月住宅建設許可 | |
10:30 | 6月住宅建設許可件数 | ||
16:55 | 7月失業率 7月失業者数 |
||
21:00 | 7月消費者物価指数・速報値 | ||
21:30 | 第2四半期GDP・速報値 新規失業保険申請件数 | ||
7月31日(金) | 10:30 | 第2四半期生産者物価指数 | |
15:00 | 6月小売売上高 | ||
18:00 | 6月失業率 7月消費者物価指数・速報値 |
||
21:30 | 5月GDP | ||
22:45 | 7月シカゴ購買部協会景気指数 | ||
23:00 | 7月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 | ||
8月1日(土) | 10:00 | 7月製造業PMI 7月非製造業PMI |
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