週間テクニカル分析 2018年2月20日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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週間テクニカル分析 2018年2月20日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2018年2月20日
ユーロドル週間分析(2月12日~2月16日)
※表示時間はロンドン時間、使用チャートはMT5となっています。
懸念材料だった株安は、12日週になると落ち着きを取り戻しました。 米債利回りも上昇しており、状況的に考えてドル高になる筈です。しかしなぜか市場はドル安となっており、混乱はまだまだ続いている模様。
米予算教書において財政支出が拡大していることが、ドル安を引き起こしているのかもしれません。 ただ12日週は上下に激しく動き、何かと忙しかったように思います。
ユーロドル短期分析(1時間足)
12日週のユーロドルはオープン1.224ドル、クローズは1.241ドルでした。週最高値は1.255ドル、最安値は1.223ドルです。 12日から14日は緩やかに上昇。米予算教書を受けて、ドルが売られた形となりました。
またテクニカル的に見てみると、13日16時に10日と25日のゴールデンクロスが発生。ユーロドルは、買いへと持ち込まれました。 そして15日4時に1.232ドルから、1.244ドルまで一気に上昇しました。16日12時には12日週最高値となる、1.255ドルまで上昇しました。ユーロドル上昇のきっかけになりそうな材料はなく、判断は非常に難しかったように感じます。
でも4時間足では、13日から14日にかけて50日線を突き抜けています。2月5日から13日までユーロドルは50日線を下回っていたので、重荷が取れた形となりました。 しかし16日に1.255ドルを記録した後、ユーロドルは下がってしまいました。アメリカ市場が3連休に突入するので、調整が入ったかと思われます。
13日3時にゴールデンクロスが発生し、ユーロドルは1.226ドルから緩やかに上昇。14日12時に1.239ドルへつけるも、22時には1.227ドルまで下がりました。 テクニカル的に見ても、ユーロドルが下がる要素は見当たりません。
ただ米小売売上高・消費者物価指数の発表が後に控えていたので、調整が入ったかと思われます。しかし調整にしては、ダイナミックな動きと思うのは気のせいでしょうか?そして小売売上高と消費者物価指数が発表され、結果はいずれも強いものとなりました。2つの経済指標の結果により、ユーロドルは上昇。12日週最高値である、1.255ドルまでつけました。 1.255ドルをつけたユーロドルですが、週末に向けて下降します。
16日から17日へ日付が変わる時間帯に、10日と25日のデッドクロスが発生。17日4時には、1.239ドルまで下値を広げました。3連休前の調整が入っていたのも事実です。そしてこの日は、モラー特別捜査官が米選挙中のハッキングで、ロシア人13人を追訴したとのニュースも入っています。
今週19日週は特に大きなイベントはありませんが、21日に予定されているFOMC議事録は要注目です。3月に利上げするかどうかのヒントが掴めるかどうかが、大きなカギとなりそうです。