週間テクニカル分析2012年6月11日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2012年6月11日　EUR/USD 相場観

週間テクニカル分析 2012年6月11日

先週のユーロドルは上昇トレンドでありながらも上昇と下降を繰り返していました。1時間足チャート図では不安定なトレンド形成をしていながらも、徐々に相場を試しながら上昇している印象が強いです。

【画像 6月第1週ユーロドル 1時間足 一目均衡表】

しかしギリシャ問題は解決していませんし、今年後半で離脱する可能性が3分の1もあると言っています。リスク選好の流れでなければあまり買う事はオススメ出来ません。

相場の動きの流れとしては

1.世界情勢(経済指標、政治的な動き等)

2.トレンドラインの形成(投資家の動き)

3.利確や調整等によって起こる反発

4.トレンドブレイクからの相場転換

ざっくり言えばこの様な流れだと思います。今のユーロは「3. 利確や調整等によって起こる反発」程度であると私は判断しています。

トレンドブレイクまでの道のりは遠く、日足チャート図では30MA、45MA、75MA、一目均衡表の雲が共に上方に位置しています。

【画像 6月第1週ユーロドル 日足 一目均衡表】

上昇する可能性は低いと考えてはいますが、1.31ドルまで上昇した場合はトレンドブレイクする可能性が高くなっていますので無理にショートするのは危険だと言えます。1.28ドルから1.3ドルまではショート。1.31ドルを超えたら様子を見ていく。なんて動き方が今週は良いのではないかと思います。今週も頑張りましょう。

2012.6.11 記

今週の注目経済指標・要人発言

日付	時間	国	指標・要人発言、講演
6月12日(火)	17:30		4月鉱工業生産
6月13日(水)	15:00		5月消費者物価・確報値
	18:00		4月鉱工業生産
	21:30		5月小売売上高
	21:30		5月生産者物価指数
6月14日(木)	18:00		5月消費者物価指数・確報値
	21:30		5月消費者物価指数
6月15日(金)	15:50		ドラギECB総裁講演
	17:30		4月貿易収支
	21:30		6月NY連銀製造業景気指数
	22:15		5月鉱工業生産
	22:55		6月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値

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