週間テクニカル分析 2018年2月26日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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週間テクニカル分析 2018年2月26日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2018年2月26日
ユーロドル週間分析(2月19日~2月23日)
※表示時間はロンドン時間、使用チャートはMT5となっています。
19日週は、ドル買いが目立ちました。一時はどうなるかと思った株価や債券は、落ち着きを何とか取り戻すことができました。50まで上がり投資家達を震え上がらせたVIX指数も、20を下回っています。
19日週で注目されたのは、アメリカFOMCと欧州ECBの議事録公表です。いずれもビッグサプライズはなく、平穏そのものでした。 さて今週注目したいのは、パウエル新FRB議長の半期議会証言です。就任後初の公の場での意思表明となるので、要チェックです。
ユーロドル長期分析(4時間足)
19日週のユーロドルは1.240ドルオープン・1.229ドルクローズとなりました。最高値は19日の1.243ドル・最安値は1.225ドルと下降トレンドとなりました。下降の風潮は、先々週末の16日から出ています。 週明けの19日は、アメリカがプレジデントデーでお休みでした。
1.243ドルまで上昇した場面は見受けられたものの、大きな動きはありません。上値は重く、方向感に欠けた展開となりました。 ユーロドルが動いたのは、19日から20日に日付が変わる頃です。10日線と25日線のデッドクロスが発生し、1.242ドルから1.236ドルまで下がりました。でも19日から20日への動きは、まだ良い方です。もっと大きく動いたのは、21日から23日です。 そこで今度は21日から23日を中心に、短期分析でもっと詳しく覗いてみましょう。
13日3時にゴールデンクロスが発生し、ユーロドルは1.226ドルから緩やかに上昇。14日12時に1.239ドルへつけるも、22時には1.227ドルまで下がりました。 テクニカル的に見ても、ユーロドルが下がる要素は見当たりません。
ただ米小売売上高・消費者物価指数の発表が後に控えていたので、調整が入ったかと思われます。しかし調整にしては、ダイナミックな動きと思うのは気のせいでしょうか?そして小売売上高と消費者物価指数が発表され、結果はいずれも強いものとなりました。2つの経済指標の結果により、ユーロドルは上昇。12日週最高値である、1.255ドルまでつけました。
1.255ドルをつけたユーロドルですが、週末に向けて下降します。16日から17日へ日付が変わる時間帯に、10日と25日のデッドクロスが発生。17日4時には、1.239ドルまで下値を広げました。3連休前の調整が入っていたのも事実です。そしてこの日は、モラー特別捜査官が米選挙中のハッキングで、ロシア人13人を追訴したとのニュースも入っています。
今週19日週は特に大きなイベントはありませんが、21日に予定されているFOMC議事録は要注目です。3月に利上げするかどうかのヒントが掴めるかどうかが、大きなカギとなりそうです。