週間テクニカル分析 2015年2月5日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
週間テクニカル分析 2015年2月5日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2015年2月5日
先週のユーロドルは1.1ドル割れからのオープンとなりましたが、その後は安値警戒感からか安値を更新することなく1.12ドル台まで上昇しています。そのままレンジ相場へと移行していますが、1.13ドル台まで上昇するなどやや調整傾向が強まっていました。
【画像 1月第5週ユーロドル4時間足 一目均衡表】
先週はレンジ相場での推移となってしまったため、テクニカル分析があまり機能していませんでしたが、4時間足を見ると急落して移動平均線や一目均衡表の雲から乖離した部分をゆっくりと埋めている事がわかりますね。
ユーロドルの急落相場の調整場面では良く見られる光景ですが、急落後に急反発をするのではなく、レンジを繰り返して移動平均線付近までゆっくりと上昇します。その後は再び急落する場合が多く、一目均衡表の雲を上抜けることはそうそうあります。
今週に入り一目均衡表の雲を上抜いていますが、前回上抜いたのが12月の半ばでしたのでおよそ1か月半も一目均衡表の雲を上抜けなかった事になります。また一目均衡表の雲を上抜いたとしても再度レンジが始まり、結果として下落しているのがここ数か月のユーロドルの動きの特徴です。
ここまで一方的な相場が続くとどうしても逆張りを狙いたくなってしまいますが、ユーロドルに関しては長期足のレンジ下限を下抜いており、ユーロは弱気相場が続く可能性が強まっています。逆張りを狙うのであれば他の通貨を狙った方が勝率が上がりそうですね。
ユーロドルは節目となる1.1ドルを付けた事で値動きが落ち着いていますが、大きな材料が出れば1.0ドルを狙う事も十分に考えられますので注意しましょう。それでは今週も頑張りましょう!
2015.2.5 記
今週の注目経済指標・要人発言
日付 | 時間 | 国 | 指標・要人発言、講演 |
---|---|---|---|
2月5日(木) | 09:30 | 11月経常収支 | |
18:00 | ECB月報公表 | ||
21:00 | 政策金利発表 | ||
22:30 | 12月貿易収支 新規失業保険申請件数 | ||
22:30 | 12月貿易収支 | ||
2月6日(金) | 16:00 | 12月鉱工業生産 | |
18:30 | 12月貿易収支 | ||
22:30 | 1月雇用統計 | ||
22:30 | 1月雇用統計 | ||
2月8日(日) | 未定 | 1月貿易収支 |
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