週間テクニカル分析 2018年4月10日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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週間テクニカル分析 2018年4月10日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2018年4月10日
ユーロドル週間分析(4月2日~4月6日)
※表示時間はロンドン時間、使用チャートはMT5となっています。
2日週は、先々週に引き続き米中貿易戦争に振り回されました。アメリカが中国からの輸入品に対して関税をかけたら、今度は中国もアメリカからの輸入品に関税をかける。中国が関税をかけたら、今度はアメリカと留まることを知りません。
ただ株式市場は、冷静です。動きは荒くなっているものの、以前と比べるとかなり落ち着いています。水面下で米中交渉が進んでいるという話もあり、状況を見極めたいという思惑もあるのでしょう。
ユーロドル短期分析(1時間足)
2日週スタートは1.231ドル・クローズは1.228ドルでした。最高値は、2日午後9に記録した1.234ドル。最安値は、6日午後4時に記録した1.221ドルです。週明け2日は欧州市場がイースターマンデーで休みだったこともあり、ほとんど動いていません。
ユーロドルが動きを見せたのは、4日欧州時間です。1.225ドルから、1.231ドルにまで上昇しました。米株上昇などの材料はありましたが、サインは出ていました。4日早朝に、ボリンジャーバンド-2σである1.227ドルを突破。これが買いサインになったのは間違いないでしょう。
5日欧州時間~NY時間にかけて、ユーロドルは1.228ドルから1.222ドルまで下がりました。こちらもサインになったのが、ボリンジャーバンドです。4時間前の午後8時には、ボリンジャーバンド-2σである1.225ドルを若干下回りました。このサインを見逃さなければ、利益は上げられたかと思われます。
ユーロドル長期分析(4時間足)
今度はユーロドルが動きを見せた4日欧州時間・5日欧州~NY時間を中心に分析してみます。 まずは4日の欧州時間です。4日午後5時にユーロドルは1.225ドルから、1.229ドルまで上昇しました。
ユーロドルが大きく上昇する3時間前である午後12時に、ボリンジャーバンドMA(20)である1.228ドルを若干上回った場面がありました。その後幾度か下がる場面はあったものの、落ち着いて分析していたのならば利益は上げられていたかとおもわれます。 次に5日欧州~NY時間にかけてです。大きくユーロドルが下がったのは、午後8時から翌6日午前1時でした。サインが出ていたのが、5日東京時間です。
東京時間のユーロドルは、ボリンジャーバンドMA(20)である1.228ドルにピッタリ寄り添うように推移していました。でも東京時間終盤になると、ユーロドルはボリンジャーバンドMA(20)から離れていきました。5日欧州時間に入ると再びMA(20)へと寄り付きますが、午後9時を皮切りにすぐに離れていきました。 6日午後10時には、再びユーロドルは上昇。この時に発表されたのが、米雇用統計です。雇用統計の結果は冴えないものになり、ドルが売られる形となりました。