週間テクニカル分析 2015年3月10日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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週間テクニカル分析 2015年3月10日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2015年3月10日
先週のユーロドルは安値を更新した週となりましたね。ファンダメンタルでの動きといった印象が強く、ECBの追加緩和やQEの終了時期を延長する可能性を示唆した発言から下落が始まりました。
さらに1.1ドルを下抜いても下落の勢いが収まらなかった事でユーロの弱さが際立ちました。またその後の米の雇用統計の結果が良く利上げへの期待も高まった事からドルが買われており、ユーロドルは現在までで1.08ドル割れまで下落しています。
【画像 3月第1週ユーロドル日足 一目均衡表】
日足を見ると良く分かりますが、移動平均線での反落となっています。レンジが続いた後でしたが、移動平均線を超えることなく下落しており、ストップラインも安易に引けるため絶好のトレードチャンスとなりましたね。
こういった一方的な動きをする相場では逆張りを使ってしまうと負けが続いてしまいます。戻りも少なく、チャンスを狙ったトレードが難しい事も多いですが、ポジションを少なくし、レンジの上限付近から少しずつ売り増していく方法も現在のユーロドルでは正解かもしれませんね。
現状のファンダメンタルではユーロが弱すぎる事もあり安値の下限は判断に難しいため、あくまでも順張りトレードを心掛けましょう。
【画像 3月第1週ユーロドル4時間足 一目均衡表】
4時間足を見ると分かりますが、三角保ち合いが完璧に崩れた事を切っ掛けに三角保ち合いをしていたレンジの下限まで戻っていない事が良く分かります。これでレンジ上限付近まで戻っていればレンジ相場が継続となりましたが、戻りが無い場合は多くの場合でトレンドが発生します。
レンジ継続かどうかをうまく判断出来ないと流れに乗る事が難しくなってしまうため注意しておきましょう。それでは今週も頑張りましょう!
2015.3.10 記
今週の注目経済指標・要人発言
日付 | 時間 | 国 | 指標・要人発言、講演 |
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3月10日(火) | 10:30 | 2月消費者物価指数 2月生産者物価指数 |
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3月11日(水) | 14:30 | 2月鉱工業生産 2月小売売上高 2月固定資産投資 |
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20:00 | MBA住宅ローン申請指数 | ||
27:00 | 2月財政収支 | ||
3月12日(木) | 05:00 | 政策金利発表 | |
09:30 | 2月新規雇用者数 2月失業率 |
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16:00 | 2月消費者物価指数 | ||
18:30 | 1月貿易収支 | ||
19:00 | 1月貿易収支 | ||
21:30 | 2月小売売上高 新規失業保険申請件数 |
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22:30 | 2月住宅価格指数 1月新築住宅価格指数 |
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3月13日(金) | 21:30 | 2月 生産者物価指数 | |
21:30 | 2月雇用ネット変化率 2月失業率 |
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23:00 | 3月ミシガン大学消費者信頼感指数 |
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