週間テクニカル分析 2012年2月27日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
週間テクニカル分析 2012年2月27日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2012年2月27日 EUR/USD
先週のユーロドルは続伸の1週間となりました。1.32ドル付近から始まり、1.35ドル付近までの上昇となり、相場が転換点を迎えた気がします。中国による追加支援が先週の上昇の決め手となり、上昇したわけですが、テクニカル面で考えると1.48ドルからの下落のフィボナッチ61.8%に位置しており、ここがショートする場合なら最後の砦となるのではないでしょうか。
また1.36ドル付近には日足での最後のトレンドラインがあり、そこを乗り越えてからようやくユーロの1.4ドルが目標になるでしょう。
【画像 2月第4週ユーロドル】
今回の分析は少し趣向を変えてファンダメンタルについて考えてみたいと思います。
海外の銀行のアナリスト達はユーロドルの今後を下がるか上がるかの2択の判断になっており、今年中には1.2ドル半ばを割り込みさらに下げを加速するか、早期の比較的早い時期に1.4ドルを超えると言う予測の2パターンがあります。
極論の2択ですが、ユーロが地合いを悪くすれば1.2ドルは無難な価値だと思いますし、このままユーロが危機を迎えなければ1.4ドルも間近と言えるでしょう。強いて言えば今のユーロの上昇はユーロの地合いの悪さを考えれば上がり過ぎな気がします。この不安定で格付けも多くの加盟国が下げられているのにも無反応で1.4ドルと言うのは少し無理がある気がします。
また不可解な上昇を続けていると言えばドル円です。突如上昇を開始したドル円はその他のクロス円も巻き込みつつ、ついに81円を超えての上昇となりました。
【画像 2月第4週ドル円】
ドル円のこの上昇を予期できた人は少なかったのではないでしょうか?また円売り介入時に多く見られた企業からの円買いも少なくなっており、戻り売りのきっかけを失っている可能性も多くあります。
円は大災害を受けても常にリスク回避の円高を受けており、この中途半端な時期に円売りが主導となる理由は良く分かりませんが少なくても現時点では安定した上昇を続ける通貨だと考えて良いと思います。
今週も頑張りましょう。
2012.2.27 記
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