週間テクニカル分析2014年6月16日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
週間テクニカル分析 2014年6月16日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2014年6月16日
先週のユーロドルは雇用統計での高値から始まりましたが、月曜日よりリスク回避が強まり再び1.35ドル付近までの下落となりました。特に主だった材料が無い中でドラギ総裁の発言を受けて付けた安値付近まで下落している事から下落傾向は非常に強いと考えています。
また1.36ドル半ばまでの戻りがあった事で戻り売りが強くなっており、今週中には1.35ドルを割り込む可能性も十分にありそうです。
【画像 6月第2週ユーロドル1時間足 一目均衡表】
1時間足を見るとECBの政策金利の発表前のレンジ下限がサポート、レジスタンスの両方の役割をしていた事が分かると思います。
レンジを抜けて急激な動きをする時にはよく起こる現象ですが、揉み合っていた直前のレンジ上限下限が次のサポート、レジスタンスになっていますね。赤いマークがサポート、黄色のマークがレジスタンスとなっています。
デイトレードをする時にはエントリーポイント、損切りポイントを毎回決めていると思いますが、それは相場の動きを左右するような大口のトレーダーも一緒です。
ただし上昇するか、下落するかはそこのポイントを多くのトレーダーがどう考えているかによって大きく変わります。
例えば直近安値をサポートだと考えている人が100人中100人であれば直近安値を割り込む事はまずありません。相場の流れはポイント、ポイントで売り買いが交錯しより多くの取引がされた方向に進んでいきます。
そのためサポートと考えている方が多くいれば一定のサポートを得る事が出来ますが、戻りが悪くすぐに売りなおした場合はサポートを割り込む事になります。赤いマークがまさにそれですね。
つまり今回の様にレンジとなっているポイントはそれだけ多くのトレーダーが注目している事になり、その部分が次のサポート、レジスタンスになりやすくなっているという事になります。
その部分を抜けたら損切り、ドテンをするようにしておくと大きな損失を出す事もなくなり、損失が小さくなった分だけ余裕ができエントリーに集中できるようになります。
ただテクニカル分析をするだけでは無く、注目されやすいポイントを探しておく事で勝率が高くなると思います。余裕があれば探してみて下さい。それでは今週も頑張りましょう!
今週の注目経済指標・要人発言
日付 | 時間 | 国 | 指標・要人発言、講演 |
---|---|---|---|
6月16日(月) | 18:00 | 5月消費者物価指数・確報値 | |
21:30 | 6月ニューヨーク連銀製造業景況指数 | ||
22:00 | 4月対米証券投資 | ||
22:15 | 5月鉱工業生産 5月設備稼働率 |
||
23:00 | 6月NAHB住宅市場指数 | ||
6月17日(火) | 10:30 | RBA理事会議事録公表 | |
17:30 | 5月消費者物価指数 5月生産者物価指数 |
||
18:00 | 6月ZEW景況感調査 | ||
21:30 | 5月消費者物価指数 5月住宅着工・建設許可件数 | ||
6月18日(水) | 07:45 | 第一四半期経常収支 | |
17:30 | 英中銀議事録公表 | ||
20:00 | MBA住宅ローン申請指数 | ||
21:30 | 第一四半期経常収支 | ||
27:00 | OMC・政策金利発表 | ||
6月19日(木) | 07:45 | 第一四半期GDP | |
17:30 | 5月小売売上高 | ||
21:30 | 5月小売売上高 新規失業保険申請件数 |
||
23:000 | 6月フィラデルフィア連銀景況指数 5月景気先行指数 |
||
6月20日(金) | 15:00 | 5月生産者物価指数 | |
17:00 | 4月経常収支 | ||
17:30 | 5月財政収支 | ||
21:30 | 4月小売売上高 5月消費者物価指数 |
||
23:00 | 6月消費者信頼感・速報値 |
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【2016年】