週間テクニカル分析2012年6月25日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2012年6月25日　EUR/USD 相場観

先週のユーロドルは動きが少なかった印象が強い週になりました。

しかしながら4時間足ではトレンドラインを若干割り込む形となり、やや下降気味だと考える事が出来ます。

【画像 6月第3週ユーロドル 4時間足一目均衡表】

30分足では一目均衡表の厚い雲がすぐ上に位置しており、1時間足でも少し上に雲があります。経済指標で一気に上抜くような上昇が無い限りは重い展開が続く可能性があります。

【画像 6月第3週ユーロドル 1時間足一目均衡表】

4時間足では薄い雲を明確に下抜いており、長期、中期、短期の移動平均線も下抜いている事から下降トレンドに再び入る可能性が高いと考えられます。

以上の事からロングでのエントリーは控えた方が良いと考えられますが、今からショートをするのも出遅れ気味と言った所でしょうか。

私が週間分析をする時に最重要で確認している事は一目均衡表の雲の位置です。

1時間足、4時間足等の雲を抜いた場合は非常に勢いが強いことを意味しておりますし、抜けずに戻った場合は利確の目安にもなっています。

また遅行線は逆張りをするタイミングを教えてくれる可能性が高いテクニカル分析ツールになっており、非常に重宝します。

moving_average_line.html移動平均線の流れを確認し、一目均衡表の雲の位置や次の動き方を見ていれば相場の平均値を確認でき、次に進みやすい動きも教えてくれます。非常に扱いやすいテクニカル分析ツールになっているので是非使ってみて下さい。

【画像 6月第3週ユーロドル日足一目均衡表】

2012.6.25 記

日付	時間	指標・要人発言、講演
6月25日(月)	23:00	5月新築住宅販売件数
月26日(火)	18:00	キングBOE総裁議会証言
	22:00	4月S&Pケース・シラー住宅価格指数
	23:00	6月消費者信頼感指数
	23:00	6月リッチモンド連銀製造業指数
6月27日(水)	21:00	6月消費者物価指数・速報値
	21:30	5月耐久財受注
	23:00	5月中古住宅販売保留
	27:00	FOMC 経済・金利見通し公表
6月28日(木)	17:30	第一四半期GDP・確報値
	21:30	第一四半期GDP・確報値
	23:00	6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
	–	EU首脳会議～29日まで
6月29日(金)	18:00	BOE金融安定報告書
	21:30	4月GDP
	21:30	5月PCEコア・デフレータ
	22:45	6月シカゴ購買部協会景気指数
	22:55	6月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値