週間テクニカル分析2012年6月4日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
週間テクニカル分析 2012年6月4日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2012年6月4日
先週のユーロドルは1.2280まで下落した週になりました。
ユーロでは依然ギリシャ問題が解決してない上に油断を許さない状況にあります。仮にギリシャがユーロ圏離脱をした場合には1.0ドルを割り込む可能性が高いと判断しています。
それに引っ張られる形でオーストラリアドルやニュージーランドドル等の資源国通貨も大きく下落する可能性があります。有事の際のアメリカドルは健在でユーロ問題が落ち着くまではドル買いが無難な選択と言えると思います。ユーロドルを買うと言うのなら資産を大きく減らす可能性が高いという事だけは意識しておいて下さい。
またたとえストップ設定をしていたとしても、週末の間に起きた相場の変動はストップに引っかかる事が無いので、週明けに1000pips動いていれば最悪の場合1000pips分の損失を受ける事になります。やはりユーロは短期取引を中心にしたショートポジションでエントリーした方が良いと考えています。
今週反発した場合は日足の移動平均線20MA、30MAがある1.26ドル付近が第一の反発の目途となると思いますが、1.28ドルを超えた場合は中長期的な下降トレンドが終了する可能性もあるので、様子見に転じるのが良いかも知れません。また逆張り狙いでのナンピンはこの様な一方的なトレンドが出来ている場合はリスクが高いだけで効果があまりないです。
【画像 5月第5週ユーロドル 4時間足 一目均衡表】
理由としてはギリシャにとって悪い内容でも出れば1時間もしないうちに200pips程度なら下落する可能性があり、その後も下落し続ける可能性が非常に高いからです。いくら資産があったとしてもいつ止まるか分からない状況ではナンピンは資産を投げて捨てているだけだと考えて良いと思います。
【画像 5月第5週ユーロドル 日足 移動平均線】
暫くは緊迫した状況が続くと思いますが、今週も頑張りましょう。
2012.6.4 記
今週の注目経済指標・要人発言
日付 | 時間 | 国 | 指標・要人発言、講演 |
---|---|---|---|
6月5日(火) | 13:30 | 政策金利発表 | |
18:00 | 4月小売売上高 | ||
22:00 | 政策金利発表 | ||
23:00 | ISM非製造業景気指数 | ||
6月6日(水) | 10:30 | 第一四半期GDP | |
18:00 | 第一四半期GDP改定値 | ||
19:00 | 4月鉱工業生産 | ||
20:45 | 政策金利発表 | ||
21:30 | ドラギECB総裁記者会見 | ||
27:00 | ベージュブック公表 | ||
6月7日(木) | 10:30 | 5月雇用統計 | |
20:00 | 政策金利発表 | ||
23:00 | バーナンキFRB議長議会証言 | ||
6月8日(金) | 10:30 | 4月住宅ローン許可件数 4月貿易収支 |
|
21:30 | 4月貿易収支 | ||
21:30 | 5月雇用統計 |
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