週間テクニカル分析2014年9月22日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
週間テクニカル分析 2014年9月22日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2014年9月22日
先週のユーロドルは3週間続いていたレンジを下抜け1.2825ドルまで下落しました。
下落直後にスコットランドの独立投票が否決される事への期待感から1.2925ドル付近まで戻しましたが、独立投票が否決されるとドル売りの材料が無くなり再び安値圏まで下落しています。
【画像 9月第3週ユーロドル1時間足 一目均衡表】
先週のテクニカルのポイントはレンジ下抜けと戻り高値がレンジ安値以上まで戻らなかった事になりますね。今回のレンジは下値切り上げのレンジとなり三角保ち合いとなっていましたが、結果的にレンジを下抜けています。
レンジをどちらに抜けるのかは抜けるまでは判断が難しいですが、ここ最近のユーロの地合いの悪さや下降トレンドの持続を考えれば下抜けしやすい事は分かりますね。
テクニカル分析を行う場合でもあらかじめ「どうなりやすいか」を自分なりの理由を付けていくとトレンドの方向性が見えてくる事が多く、それによってテクニカル分析の精度が上がっていきます。
今回のユーロの場合では大前提にドル買いがあり、それに加えユーロの債券購入等のユーロ安が上値を抑えており、なおかつ年初来の安値更新が下値追いを加速させています。
そうなれば下抜けしやすい事は判断が付きやすく、また上昇すると考えていたとしても損切りラインを浅くするべきだと考えられると思います。方向感が見えないレンジ相場ではストップをしっかりと設定し実線でのレンジ抜けを確認してからトレードするのも1つの手だと考えていますが、そんな状況であってもトレードする場合はその通貨のそれまでのトレンドや、背景にある材料を考えていくと利益獲得のチャンスが広がっていくと思います。
損切りポイントをしっかりと決めて勝率を上げていきましょう!それでは今週も頑張りましょう!
今週の注目経済指標・要人発言
日付 | 時間 | 国 | 指標・要人発言、講演 |
---|---|---|---|
9月22日(月) | 23:00 | 8月中古住宅販売件数 | |
23:00 | 9月消費者信頼感指数・速報値 | ||
9月23日(火) | 10:45 | 9月HSBC製造業PMI | |
16:30 | 9月製造業PMI・速報値 9月サービス業PMI・速報値 |
||
17:00 | 9月製造業PMI・速報値 9月サービス業PMI・速報値 |
||
21:30 | 7月小売売上高 | ||
22:00 | 7月住宅価格指数 | ||
23:00 | 9月リッチモンド連銀製造業指数 | ||
9月24日(水) | 07:45 | 8月貿易収支 | |
17:00 | 9月IFO企業景況感指数 | ||
20:00 | MBA住宅ローン申請指数 | ||
23:00 | 8月新築住宅販売件数 | ||
9月25日(木) | 17:00 | 8月マネーサプライM3 | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 8月耐久財受注 |
||
9月26日(金) | 15:00 | 輸入物価指数 10月GFK消費者信頼感調査 |
|
21:30 | 第2四半期GDP・確報値 | ||
22:55 | 9月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値 |
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