週間テクニカル分析 2012年3月5日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
週間テクニカル分析 2012年3月5日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2012年3月5日 EUR/USD
先週のユーロドル相場は重要な転換点での突破を失敗したと言える相場でした。もっとも多くのトレーダーの方はユーロのオペ(資金供給)での反落を予想していたと思います。前にお話しした通り、ユーロは噂で買って事実で売る。をまさに体現している通貨となっており、今回もそうした結果により反落したと考える事が出来ます。
また一度は1.348ドル付近まで上昇したことにより、短期的なレジスタンスが決まった事となります。そして1.260ドルから1.348まで続いていたトレンドラインのサポートは現在1.315ドル付近にあり、ここを割れた場合は再び1.260ドルを目指す可能性も予測されます。
【画像 3月第1週ユーロドル】
週間分析から少し外れますが、テクニカル面での私の考え方を教えたいと思います。
長期的な動きを予測する場合は日足、8時間足、4時間足をメインに考えますがそれだけを見ていては短期的なトレンドが読み取れず、設定すべきストップの値が大きくなってしまいます。
5分足>15分足>60分足>4時間足>8時間足>日足の順で考える事によってシビアなストップを設定する事が出来るようになり、損小利大に近づいていきます。
具体的には日足や4時間足での大きな動きの後の逆張りをする場合でエントリー直前の5分足のトレンドラインを見ます。ここで5分足のトレンドラインを抜ければ少なくても超短期ではトレンドが終了している事を確認できるからです。5分足ではすぐにトレンドが戻ってしまう事もありますが、ショートをする場合に高くなったから売りをするよりは安全なトレードになります。
ユーロドルに戻しますが、1.315ドルまで下落しても反発し、上昇トレンド継続となるか、下抜けで下降トレンドになるかはその時にならなくては分かりません。しかし、切っ掛けは短期足でのトレンドブレイクで始まると考えておりますので、逆張りがうまくいかない方は是非5分足を注目してください。
今週も頑張りましょう。
2012.3.5 記
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