週間テクニカル分析 2011年12月19日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2011年12月19日　EUR/USD 相場観

週間テクニカル分析 12月12日～12月16日　EUR/USD

先週のユーロドルは急落しましたね。久々の1.30ドル割れまで急落しました。その後は少し持ち直しましたが、正直まだ下落要因を多く抱えている為に今はユーロドルをおススメ出来ません。

先週のドルが全面高になっており、終盤のドル安はクリスマス前を見据えたショート組の利確だと考えるのが一番妥当になっています。

テクニカル分析において、逆張りをする場合なら赤いライン（下降トレンドライン）を割り込んだ今が一番のねらい目だと考える事が出来ますが、割り込み方が三角保ち合いで割り込み、その後すぐに急進出来なかった事で、しばらく今の値動きを続ける可能性が高いと判断できます。

明確なトレンド形成が出るまではロングもショートもオススメは出来ません。先週は30分足、1時間足で見れば分かりますが、綺麗な下降トレンドが出来ていました。エントリーの基準は順張りだと考えている方は大きく利益を出せた最高の一週間だったのでは無いでしょうか。ストップを30pipsにして置いたとしてもショートエントリーなら100pips、200pipsは堅く稼げていたと思います。このような相場を見ると改めて順張りエントリーをオススメしたくなる、大正解の一週間だったと思います。

トレンドラインはテクニカル分析の基礎と言いましたが、まさに初心者でもトレンドラインが引ければ勝てる1週間です。来週はさらに閑散とした相場になり、荒い値動きも多くなるかもしれません。しかしながら、細かいストップを入れつつ機を待てば勝てる可能性が大きいと考えることもできます。

現状は３角保ち合いが続いており、どちらに動くかはまだ分かりませんが、「ユーロ圏のリスク」or「アメリカの景気回復」のどちらに見切りをつけられるかで流れが大きく変わる事でしょう。

利確組の買いで跳ね上がるのか、先週の安値を抜き、さらなる下降トレンドを継続していくのか非常に楽しみな1週間になる事でしょう。

チャート図に簡単なトレンドラインを引いて見ました。この先をどう考えるかの補助にお使いください。白縦線より右が12月11日～12月16日となっております。

難しい相場だとは思いますが、ぜひ頑張ってください！！

2011.12.19 記

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