週間テクニカル分析 2012年2月13日 ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
週間テクニカル分析 2012年2月13日 EUR/USD 相場観
週間テクニカル分析 2012年2月13日 EUR/USD
2月第2週のユーロドル週間分析をしていきます。
先週はユーロがデフォルトの警戒感から1.30ドル付近まで下落した後、1.33ドルまで上昇し、週末に1.318ドルまで下落して取引を終えました。先週はファンダメンタル分析で言うなら疑問点が多くあった週だと言えます。
1つ目の疑問点はなぜギリシャ問題が1段落ついたのに上昇しなかったのかと言う点です。これについては結果論と言えばそれまでになってしまいますが、過去の傾向からユーロは結果が出るまでは期待感を持って上昇し、結果が出た場合に決済と言う流れが強くなっています。
これを知らない場合、結果が出た後にロングエントリーをして損失を抱えてしまう場合が多くある事になります。つまりそう言った傾向が強い通貨だと思えば1つ目の疑問は解決します。
そして2つ目の疑問点はこの先どういった値動きになるかという事です。
週末の結果を見て決済(ショートエントリー)はユーロドルにしてみれば非常に勢いが無い相場になりました。130pips程度の調整の場合では流れが変わる可能性よりも押し目買いでより上昇傾向が強くなる可能性があります。
ファンダメンタル面を考えるならば、短期的には安定していると判断できると思いますが、今回の問題点となるギリシャのデフォルトを回避した事による、ツケがどこからか発生する可能性があり、そうなった場合は再び1.25ドルを目指す事になると思います。
ギリシャ問題が今回でほぼ終結し、この先大きな問題とならないのであれば1.4ドルを目指し、1.5ドル付近まで上昇する可能性もあると考えられると思います。 テクニカル分析の1時間足では移動平均線を下抜いており、今からロングエントリーは少々危険だと思います。しかし4時間足だと移動平均線に位置しており、これがサポートとして機能する可能性もあります。
短期的に大きな動きがあったために今週も様子見から入るのが一番いいでしょう。それでは今週も頑張りましょう。
【画像 2月第2週ユーロドル週間分析】
2012.2.13 記
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