週間テクニカル分析2012年4月9日　ユーロ/ドル相場観-FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

週間テクニカル分析 2012年4月9日　EUR/USD 相場観

先週のユーロドルは下落の1週間となりました。現在は1.30ドルをサポートにして踏み止まっていますが、これから再び下落する可能性は否定できません。投資の格言に「売りやすい時に買い、買いやすい時に売る」と言う言葉がありますが、その様な相場になっていると言っても過言では無いでしょう。

下がり過ぎた時に買うのは逆張りと言ってリスクが非常に高い投資手法になります。逆張りで大きな資産を築いた人もいますが、その見極めは素人には難しいと言われています。

また逆張りのリスク管理として損切りをしにくくなる特徴があります。これは下がっている時（勢いが強い状態）にロングエントリーをする事になるので予想に反して下落した場合はかなりのハイペースで下落する事が多いからです。またそのハイペースの下落により、つい損切りをしてしまう事もあります。

逆張りは精神面での負けが多いと言うのが私の考えになっており、しっかりとした戦略を基にトレードを行えば勝てるようになると思います。

ユーロドルは1.30付近のサポートを割り込めば1.26ドルに向かう可能性が非常に高くなっています。また1.35ドル、1.34ドルと高値切り下げの動きをしているので、1.35ドルを超えての高値更新は少し時間がかかるかもしれません。

安易なロングエントリーは控えるようにしてしばらく様子を見る事が必要だと思います。

今週も頑張りましょう。

2012.4.9 記

日付	時間	指標・要人発言、講演
4月10日(火)	8:15	バーナンキFRB議長講演
4月11日(水)	27:00	ベージュブック公表
4月12日(木)	10:30	雇用統計
	17:30	2月貿易収支
	21:30	2月貿易収支
	21:30	3月生産者物価指数
4月13日(金)	11:00	第1四半期GDP
	21:30	3月消費者物価指数
	22:55	4月ミシガン大学消費者信頼感指数（速）
	26:000	バーナンキFRB議長講演